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zoom RSS にゃんこの”ワクチン接種”って?

<<   作成日時 : 2004/10/30 03:34   >>

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珍しいですね。
タイトルからしてマトモな記事ですよ(爆)

えー、昨日(10/29)の 『ぷすっとな』 で、みかんを予防接種に連れてったというくだりがありましたが
これについてnet猫友達のつゆ母さんから ”なんの予防接種をしたんでしょう?” という
ご質問をいただきましたんで、お答えしたいと思います。ついでに予備知識なんぞも少々☆

みかんに対して打たれている予防接種は、3種混合ワクチン というものです。
(10/9の記事 『永遠の悩みごと』 にも、ちらりと登場してますねぇ)
猫のワクチンとしては最もポピュラーなもので、ペットホテルやトリミング等を利用する際の
最低条件として店側から提示されてたりもします。
この、3種混合ワクチンで予防できる病気は以下のとおりです。

1.猫ウイルス性鼻気管炎
  いわゆる ”ネコ風邪”。セキ、発作的なクシャミ、40度以上の発熱等が主な症状。
  初期症状:鼻水や目ヤニ → 症状が進むと鼻水や目ヤニが増加、食欲不振、下痢、脱水症状。
  最悪の場合は、肺炎を起こして死亡。野良猫が感染している可能性は高い。


2.猫カリシウイルス感染症
  ネコ風邪に症状が良く似ている(鼻水や目ヤニ)。口の中や周辺に潰瘍(口内炎や舌炎)。
  ネコ風邪と混合感染して、セットで発症することも多い。最悪の場合は肺炎を併発して死亡。
  野良猫が感染している可能性は高い。


3.猫汎白血球減少症(猫伝染性腸炎/猫パルボウイルス)
  白血球が極端に少なくなる病気。
  昔は猫ジステンパーと呼ばれたこともあるそうだが、犬のジステンパーとは別物。
  高熱、嘔吐、ケチャップのような下痢、脱水症状などかなり重度な症状がでるために
  仔猫が感染・発症した場合の死亡率はとても高い。


この、3種類の病気は、空気感染するものや空気中に飛び散ったウイルスによる飛沫感染
共有物もしくは人の手・衣類を介しての感染など感染経路からして防ぎにくいものが多いんです。
そのくせ最悪の場合は死亡。
複数の動物を預かるペットホテルやトリマーさんが、条件として提示するのもうなずけます。
最近は、上記の3種混合ワクチンに追加して以下の2種類の病気も予防できる
5種混合ワクチン というのも出てきています。

4.猫クラミジア感染症
  セキ、クシャミ、鼻水、発熱、食欲不振、結膜炎の症状があらわれる。
  ネコ風邪と混合感染して、症状を悪化させることも。
  空気感染や感染猫との接触で感染。不妊や流産の一因になりえる。
  人畜共通感染症の一種であり、鼻水や目ヤニの付いた手で目をこすると結膜炎の恐れあり。
  (人間の性器クラミジア感染症とは別物)


5.猫白血病ウイルス感染症(FeLV)
  名前のとおりの猫の白血病。血液系の腫瘍化、免疫不全および
  他のウイルス疾患や細菌感染に対する抵抗力の減退など症状は深刻。
  初期症状:発熱、下痢、リンパ節の腫れなど → その後一時回復したようにみせかけ再発症。
  元気喪失、食欲不振、慢性下痢、血液系の腫瘍、貧血など症状は様々。
  発症後の死亡率は極めて高く、発症してから死亡するまでの期間も短い。
  唾液にウイルスが多く含れ、ケンカの噛み傷、グルーミング、交尾、食器の共有などで感染。


こんなふうに病状の説明をしていくと、「大変だ!!!うちのコも接種しなきゃ!!!!!」と
慌てて病院へかけこんでしまいそうですが ちょっと待ってください

完全室内飼い、またはそれに近い環境 で猫が生活しており
よその猫と接触する可能性が極めて低く、ペットホテルやトリミングを利用する必要の無い場合
予防接種は本当に必要か?とおいらは思うのです。

まぁ、人を介して簡単に感染する病気も多いから必要といえば必要ですが‥。
色々なサイトや本を調べてみると、どうも実際のところ1回の接種で2〜3年は効果があるらしいので
毎年受ける必要性というのが、どれほどのものなのかは少々疑問。


メーカーによって、ワクチンにも多少の違いはあるんですが(効き目が強かったり弱かったり色々)
現在、猫に対して用いてるワクチンは一般的に不活化ワクチン(含まれる病原体を殺してある)です。
※ 生ワクチンというのもあり、こっちは含まれる病原体を病気にならないよう弱くしてあります
  不活化ワクチン・生ワクチンの混ざった ”混用ワクチン” を出してるメーカーもあるんですが
  今それを使ってる病院はほとんど無いと思います。

いくら殺してあったり、弱めてあったりしていても病原体は病原体です。
体力の落ちている年配の猫や・病気がちの猫に接種して、身体に負担をかけないわけがありません。
若くて健康な猫だって 発熱や食欲不振などの副作用が出ることもある んです。

いずれにせよ、予防接種をする初めて受けさせようとするなら、事前にかかりつけの医師に
体力的にどうか、年齢的にどうか、などを相談して決めた方が確実です。
そのためにも ”信頼できる獣医師” を見つけることは大変だけども大切です。
誤解を恐れずに、あえて悪い言い方をすれば動物の予防接種なんていうのは
放っておいても年1回は儲かるおいしい商売 なワケですから。


それから、もうひとつ重要なことが。
5種混合ワクチンを接種する場合、事前に必ず 猫白血病の検査 をしてください。
病院でおこなえる血液検査(少量の血を垂らすことで検査できる簡易キットを使用)では
猫白血病(FeLV)猫エイズ(FIV)との両方が一度に検査できます。

ただし、どっちの病気も潜伏期間(検査しても反応しない期間)が数ヶ月と長いので
予防接種前に猫白血病に感染していないかの確認に、確実を期すのであれば
検査(1度目) → 該当する猫を他の猫から隔離(2〜3カ月程度) → 検査(2度目)
というやりかたが、手間も時間もかかりますが最もオススメです。
※ なお、猫エイズについては、日本ではまだワクチンが認可されていません
  アメリカなどでは既に使われ始めているみたいだけど、信頼性・安全性は大丈夫なんだろうか‥

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
むぅきちさん、早速ありがとうございました。
それにしても、恐ろしそうな病気がこんなにたくさん…(ーー;)
つゆは、1回も予防接種をせずによく18年間も過せたと、冷や汗ものです。
若い頃は、外へ遊びに行っていたし、野良君の友達もいましたから。
むかし、目の上にゴマ粒位の丸い物が出来て、「何?」と思っている内に
だんだん大きくなり秋頃、マチ針の頭位になってきたので病院へ連れて行きました。先生はレンズで診たりして、「夏に山へ行った?」と。
連れて行ったのです山へ。そして、丸く膨らんでいたのは、つゆに噛み付いていた山ダニのお腹だったのです。つゆの血を吸って、育っていたわけ…
今思い出してもゾーッとします。でも、それは、病気じゃないしねー。
他に病院へ行ったのは、避妊手術の時だけだったと思います。
2年位前に腎臓を悪くした時も、歯痛の時も、病院へは行かずに
お薬だけ貰って、元気になりましたから…。
つくづくつゆは強いこです。

むぅきちさん、しっかり勉強させて頂きました(^_^)vありがとう☆


つゆ母
2004/10/30 18:52
うちも年に一回、外に出る猫族派なので、三種混合ワクチンに行っています。
やはり人間と一緒で、接種前の体調や、帰ってからもゆっくりできる環境を作ってあげる事って大事だと思います。病院に連れて行かれるっていうのもかなりのストレスになるだろうし。

つゆちゃんを病院に連れて行ったのは正解なんですって、
あれを無理に剥がすと顔を埋め込んで血を吸っているので、ダニの体や足が残ってしまい化膿する恐れがあるみたいです!
うちのシロも顔にヤマダニが付いてとても大きくなっていました。
最初はまさかダニだなんて思わなかった!
でもジーッとみてなんだか虫の様な怪しさを感じ・・・
かわいいものじゃないですよね ハハ・・
うちの子も六歳、つゆちゃんのように元気にかわいく歳をとって欲しいです
みかんちゃんまだほんとに1歳なんだよね・・・
貫禄感じるのだ。。(みかんちゃんすまん)
にゃんまー
2004/10/31 01:07
※つゆ母様
 ”外を跳び回っているつゆちゃん”という画がどうしてもイメージできません‥。
 彼女はなんとなくいつも”ころころ〜♪”とご機嫌で甘えている感じなんだなぁ☆
 ダニは知らないと本当にビックリしますね(汗)しかもどんどん育つし(嫌)
 おいらが幼いころ、飼っていたポチという犬にダニが付いたとき父はなんと
 線香でダニを焼き殺そうとしていました‥ (=_=;;;;
 熱に耐えきれなくなったダニが離れるまでの間、ポチは良く我慢していたなぁ
 (火傷とかはしていなかったが多分熱かったと思うので)

※にゃんまー様
 どこでくっつけてくるのやら、気付いた時にはかなり育ったダニが付いてたりして
 かなり動揺させられます‥。
 ぷっくりと尻が膨らんだあの姿、妙な親近感を覚えたりしないよう
 みかんと共に気をつけていきたいと思います(爆) 
むぅきち
2004/11/02 20:17

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